モルタル造形でエイジング塗装!楽しくアンティーク感を演出

モルタル造形でエイジング塗装!楽しくアンティーク感を演出

普段何気なく見かける建物や造形物にはオシャレな外観をしている物も多い。

レンガや石作りなどの家に憧れる人もいるかもしれない。

しかしそう言った外観をしている建物は、実は本物のレンガや石を使っていないケースも少なくない。モルタル造形を駆使して中世の世界観を現し、さらにエイジング塗装を組み入れる事によってより一層年代感を表現する事が可能となる。

モルタルとエイジング塗装をうまく利用すれば、新しい素材でアンティークの風合いを出す事は可能である。個人で作って楽しむ事もできるため、趣味の範囲で腕を磨くこともできるだろう。

モルタル造形の魅力は個性と存在感

モルタル造形の魅力は個性と存在感

 

アンティークをモルタルで表現できる

モルタル造形と聞いてピンとくるならば、テーマパークにあるようなレンガ造りの塀や壁などに一度は憧れた事がある人なのだろう。

モルタル造形とは彫刻工芸の一種として捉えられている。テーマパークや飲食店などに施されているレンガ造りを本物のレンガだと思っている人は多いが、実際には特殊なモルタルを加工してレンガのように見せて作り出されている事が少なくない

モルタル造形はレンガ以外にも、趣のある石や高級感のある大理石、あるいは枕木のような木材を形作る事もできる。用途の幅は広くアンティークな風合いを出す事もできるため、一度趣味としてはじめてしまうと細部までこだわり抜きたくなる人も多い。

 

モルタル造形でできること

モルタル造形を施すのに適しているのは、家の中よりも家の外側である。

敷地を囲う塀や家の外壁など、外から見たときに目立つ場所にアンティーク風のモルタルを作っていく事もできる。

可能性は無限大とも言える造形物となるため、テーマパークのような楽しさに溢れた雰囲気を演出したり、日本とはかけ離れた外国の屋敷を思わせたり、モルタル造形のやり方さえ知っていれば自宅を異国風情のアンティーク感漂う場へと変貌させる事ができるだろう

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そもそもモルタルとは?

そもそもモルタルとは?

 

「水」+「砂」+「セメント」

そもそもモルタルとは水で砂とセメントを混ぜて練った物の事である。

混合割合としてはセメント1に対して砂が2割、もしくは3割程度であることが多い。建築材料として一般的に使われている物であるため、名称自体は聞いた事のある人がほとんどだろう。

モルタルは施工作業に適したペースト状である為、様々な用途に使われている。ただしコンクリートとは異なり、家の土台をつくるなどの使用方法はされず、また外壁に良く使用されるサイディング材やタイルほどの耐久性もない。そのため基本的には接着剤としての役割や、あるいは仕上げ材として建築物等の表面に塗られる事が多い。

 

デザイン性にも優れている

接着剤や仕上げ材として使われる事も多いモルタルであるが、その反面でデザイン性にも優れていると言う特徴を持っている。非常に頑丈な物質とは言い難いため土台作業に使われる事はないものの、建築物の外装としてオリジナルの風合いを出しやすい。

外壁作業以外にも造形物の制作にも適しており、自分の手で一から作り上げていく事となるため様々なアレンジを施しやすいというメリットがある

 

モルタルを使用する前に知っておくべき事

モルタルを使用する前に知っておくべき事

 

モルタルは表面を塗装して加工する

仕上げ材や、レンガ等を積んだ際の接着剤として利用されるのがモルタルである。家の外壁や塀などを作るためにモルタル造形で仕上げた場合、その強度を安定させるためにも上からさらに塗装する必要がある。

またひび割れを防ぐためには下塗りをしてからモルタル造形を行うことも必須となる。オリジナルの造形にできる分、薄い箇所や厚い箇所などでマチマチになる事もあり、下地なしでモルタル造形を行ってしまうと強度が保てなくなってしまう。

 

モルタルの注意点と塗装の意義

ひび割れなどが起こりやすく強度の面で問題があると言う事は、表面を保護して劣化を防がなければならないと言う事となる。つまりモルタル造形の上からさらに塗装を施すことは雨風の影響をダイレクトに受けないようにする意味合いにも繋がっている。

アンティーク風のモルタル造形にアンティーク塗装を行えば風合いも際立つため、造形物の補強と見栄えの良さをアップするという二重のメリットを得る事となる。

 

レンガのモルタル造形の作り方

レンガのモルタル造形の作り方

モルタル造形で多く見られる外観となるのがレンガ風の造形物だ。レンガのモルタル造形で表札や、お店にあるようなウェルカムボードを作ることもできる。そのようなDIYレベルの作業から、家の外塀をレンガ造り風にするような大掛かりなものまでさまざまにアレンジ可能であることも特徴だ。趣味を極めていけば最終的には自宅のエイジング加工までできるようになるが、始めのうちは小さな造形物を作って練習してみるのがお勧めだろう。

 

モルタル造形の材料

自分で家の外壁を造形する場合、すでに調合してあるモルタルを使うのが良い。たとえばギルトセメントなどは扱いやすいだろう。下塗り用の塗料であるシーラーや、モルタルを塗る時に使うコテやブラシもホームセンターで手に入る。

モルタル造形の表面に年季を出すためにはかすれた風合いを出す事となるため、固い刷毛や柔らかい刷毛のように種類の異なる刷毛も用意するといいだろう。

また、レンガ調の外壁を作るならレンガの形に見せなければならない。線を引くために水平を図れる機材を利用すると簡単に綺麗な直線が引ける。

塗装に使う道具は普通のペンキでも良いが、アンティーク塗料を使えばより一層エイジング感のある仕上がりにできる

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造形の工程

その①:外壁や塀など、モルタル造形を行いたい場所の全面にシーラーを塗り、シーラーが乾いたらコテを使ってモルタルを塗装する。

コテの作業

その②:一度塗ったモルタルを良く乾かし、乾燥したら更にもう一度モルタルを塗る。一度塗っただけだと質感が出にくいため、たっぷりと重ね塗りしておく。

その③:モルタルの表面にレンガを思わせる模様を付けていく。深めの模様なら硬い刷毛、浅めの模様なら柔らかい刷毛で使い分けると本物のレンガのようになる。

線を引く

その④:レンガの形になるよう、継ぎ目となる部分に線を引く。

その⑤:好みの塗料を使って全体を塗装していく。

 

今注目されているモルタル造形はこちら!

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モルタル造形を自分で行う際の参考として、事例とアレンジを行う際のコツをお伝えする。ここに紹介するのは一部であるが、これを機会に自由度の高いモルタルを取り入れてみてはいかがだろうか。

 

モルタル造形でアレンジした庭3選!

①洋館風の敷地の入り口

出典:http://homescorner.com/cool-designs-of-bricks-and-stones-for-gates-and-fences-ideas/amazing-bricks-and-stones-for-gates-and-fences-ideas/

日本の家屋にも敷地に沿って塀を立てているお宅は多い。しかし大抵は趣のない単なる柵でしかない事が多く、経年劣化と共にエイジング感というよりも単なる古臭さしか感じられないだろう。しかしモルタル造形を駆使して塀の存在感を出せば、家全体の雰囲気もタダの古臭いイメージからシックな洋館へとアレンジできる。

塀と一体化させるように段差を作って階段状にしたり、アイアン系のドアや柵を付けたりする事によって趣のある海外の家を思わせる事ができるはずだ。

②レンガ造りの小道

出典:https://balconygardenweb.com/using-bricks-in-the-garden-ideas-for-garden-design/

モルタル造形のレンガを門から玄関前まで連ねていけば小道ができる。イギリスなどの田舎にあるようなオシャレな民家では時折みられる小道であるが、日本ではあまり見られない作りだろう。他の家との差別化も図れ、道は真っ直ぐにさせる事もカーブさせる事もできるのでアレンジの幅が広がる。

土にモルタル造形のレンガを嵌め込んでいく作業であるためそこまで難しい物ではなく、大きさや並べ方を変えれば自分好みの庭を作れる。

③小人サイズのドアが付いた外塀

出典:https://forgottenfairmile.blogspot.com/2015/12/the-road-names.html

モルタル造形を一面レンガ造りにはせず、一分に木材を嵌め込んで作る事によって小さなドアのような見栄えを作り出す事ができる。開閉しないフェイクドアはアレンジ次第で大きさも形も変えられる。小さくすればするほど見た目は可愛らしく、おとぎ話の中に出てくる扉のように不思議な印象を思わせる事ができるだろう。

フェイクドアの木材部分と鉄枠の部分などを、ブライワックスやアイアンペイントなどの塗料で使い分けて塗装すればさらに本物のドアのような風合いに仕上げられる。

 

アレンジに役立つエイジングペイントのコツ

モルタル造形にエイジング塗装を施す時、霧吹きが手元にあると年季の入ったレンガを作り出す事ができる

造形完了後の塗装作業の時、まずは基本となるレンガ色の塗装を全体にしていく。その後でブラックや濃い色合いのブラウンなど、暗めのカラーを全体的に刷毛で塗っていく。

ペイント剤が乾かないうちに霧吹きの水を吹きかけてタオルで吸収させるという作業を行ってみれば、溝や凹凸のある箇所にだけ塗料が残ってレンガの質感をより一層演出できる。

 

まとめ

まとめ

モルタル造形はレンガをつくることなくレンガ調の外壁を作り出せる技術だが、初心者がいきなり家の壁をモルタルで塗装するのは難しい。アレンジの幅も広く、いくらでも好きな形にできる反面、アイディアが半端な状態で着手してしまえば失敗してしまうだろう。

初心者はまずウェルカムボードのように簡単な作業から練習を始め、慣れてきて自信もついた時にようやく外壁塗装へと着手できる。ただし外壁塗装は大掛かりな作業であることは間違いないため、相当な根気や丁寧な作業が求められる。

モルタル造形によるエイジング加工に憧れているものの外壁への着手までは自信がない場合、思い切ってプロに任せると言う選択肢もある。

モルタル造形は一からレンガを作り出していく事ができるため唯一無二の造形物となり、専門業者との打ち合わせを重ねていけば自分が思った通りの仕上がりを望む事も可能である。自宅の外観をアレンジしようと検討しているのであれば、一度専門のプロを探してみるのも良いだろう。

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『記事監修』 貝掛 攻 エイジング特殊塗装士

ノーベルペイント代表
エイジング&特殊塗装専門の塗装士として独立し、全国規模で、飲食店、美容室、マンションなどのエイジング塗装、特殊塗装を多数手がける。その技術を広げる活動も行い、全国にてクオリティの高いエイジング特殊塗装ができる塗装師を育成している。

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